いくつかの花模様を作るには必須の地割です。
そして組み合わせ模様(手まりの表面に全体的に模様があるもの)
には2種類あり、8等分の組み合わせと
10等分の組み合わせがあります。
手の込んだ作品は10等分の組み合わせが多いですね。
どちらの方法を使っているかを見るには
5角形の部分があるか無いかで見分けられます。
そして10等分の組み合わせ模様をするためには
まず、今回の単純分割10等分が必須になってきます。
赤道を10分割する作業になります。
10等分の分割をする為には
円周の紙テープを切ったとき
必ずテープの長さを測っておいてください。
この長さがわからないと
この地割を作ることは不可能になります。
4等分の分割をして6等分を作るときと同じように
赤道の基準の待ち針とその向かい側の待ち針を残します。
あとの2本の待ち針は抜いてよいです。
赤道が2分割された状態になりますので
それを5分割を2回すれば10等分になります。
10等分の求め方は、紙テープの長さを1/10するだけです。
円周がもし32cmであれば、3.2cmの紙テープを用意して
それぞれが均等になるように待ち針を打ちます。
もし円周が32.7cmだった場合
計算上は3.27cmになりますが
3.2cmで行うか3.3cmで行うかがかなり迷うところです。
針の厚みがありますので3.2cmで行う場合が
私は多いです。
ここで1mmに悩むより
経験が重視されますので
結果的に10分割できればという感じですね。
針の打ち方(きつめに打つかゆるめに打つか)
これでも変わってきますので
その方の癖によって決まります。
経験的に言えば3.2cmでやってみて
どうしてもできない時、3.3cmでやってみる
そういう場合もあります。