昨日は出来上がった手まり4個を各所に展示しました。
「やまびこ」直径10cmの潮騒と8cmの物、そして6cmの麻の葉2個です。

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やまびこは、林業が盛んな地域で愛されてきた伝統的なデザインです。
木曽檜で有名な長野地方がルーツらしいのですが、日本各地の林業が盛んな場所でとても愛されてきたデザインです。
伝統的な作品は8cmほどで作られ、色づかいは緑系4色でした。
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とりあえず緑の物を作ってみましたが、これは絶対に10cm12色で作ったほうが見栄えがする!
そう思って作ったのが青系の潮騒です。
一回りサイズを大きくしたら、糸もそれなりに必要で制作時間は1.5倍かかりました。
でも仕上がりは大満足です。
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三角を重ねるからやまびこと名付けられたデザインですが、出来上がった物を見ていたら、三角形が連続するうろこ模様が見えてきました。
うろこ模様は再生と復活を祈ったお祝い事と仏事の両方に使われるデザインです。
今のこの時期にぴったりと思いました。
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麻の葉模様もここのところ、大変好評です。
白地の物は品切れ品補充で作りました。
ピンクの物はあのキャラを意識して作りました。
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麻の葉模様は古来から愛されてきた日本の伝統模様です。
麻は成長が早いので、子供がすくすく育つようにと産着に使われてきました。
また魔よけの模様としても使われてきました。
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