手まり「柳川流の菊」の作り方


 
2年7ヶ月目第2課題になります。
 

 


★この作品について




TL97 柳川流の菊







柳川流の手まりの大きな特徴は

模様の糸で土台を全てかがってしまう事です。
 

 
しかし、近年
 
針仕事を好む人が少ない

お裁縫をする人が少ない

針仕事に必要な、忍耐力を持った人が少ない

これらの理由により

入門者さんに柳川流の手まりは、お勧めできなくなっています。
 

 
そういう事情なのか

正統派の柳川毬を作る人も減ってきている

そのように感じました。
 

 

 
柳川毬を作る方の多くが

リリアンの使用になっています。
 

 
土台を作る時の、仕上げの糸をリリアンで巻き

普通に模様を作った物を

柳川毬と言っている人も、見るようになりました。
 

 
昔のように表面を丁寧にかがった物が

大変少なくなっているのは、残念に思います。
 

 

 
昔は土台の仕上げの糸が限られていました。

多くの場合、洋裁用しつけ糸を使用していました。
 
はっきり言って、しつけ糸は綺麗には見えません。

その結果、表面を模様の糸で隠すようになったのだと推測します。
 

 
しかし、90番のスパン糸を使うようになり

細くてきれいな糸で、表面を仕上げる事が出来るようになりました。
 

 
リリアンはほどいても、それなりの太さがあります。

表面をリリアンで巻いたとき

糸が太いので、綺麗には見えません。
 

 
柳川毬の美しさは、丁寧にかがってあるからこそ

美しいのだと思います。
 

 
また土産物用に安価な物が多いのも

粗雑な作品が増えた要因と思います。
 

 

 
柳川毬の色使いの特徴としては

明るい色を好み

菊は2色菊と呼ばれる色使いです。
 

 
また、空間を模様の糸でかがりますが

この部分を青や紫を使うのも特徴と感じます。
 

 

 
私は今回、クリスマスのイメージで作品を作りましたので

花を赤と緑でまとめ、空間は白で埋めました。
 

 
課題としての条件は

2色の花びらにする事と

空間を模様の糸で埋める事になります。
 

 

 


★手まりのサイズ




見本作品は直径10cmで作っています。

サイズ変更は自由に行えると思います。
 

 
柳川地方では、さげもんと呼ばれる雛飾りがあります。
 
これにぶら下げる手まりは

他の飾り物と一緒に下げる場合は、

直径6-8cmの事が多いです。
 

 
上部の丸い輪の中心に、大きめの毬を飾る時は

直径15cmほどの物になります。

この部分に使う毬の場合は

今回の菊では無く、大きな作品にふさわしい模様が良いでしょう。
 

 

 


★模様の作り方




通常通り、菊をかがります。

2色の菊にしますので

配色をよく考えて、うるさくならないように

糸を選んでください。
 

 
空間を埋める糸は、多めに用意したほうが良いです。
 
動画では糸を縦にかがり、空間を埋めています。
 
斜めに糸をかけて、空間を埋める人も居ます。

どちらでも問題ないです。
 

 
使用する色数が多いので

綺麗にまとまるように注意するのが

最大のポイントです。
 

 
私の講座では、

あなたらしい作品を作る事を目的としています。

その為、色使いに関しては

柳川流から外れた物であっても良いと思います。
 

 
綺麗に毬の表面を埋める事を目的として

作品を作ってください。
 

 
てまり-ねこの note では詳しい作り方の、動画解説を見ることが出来ます。
 

 

 

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