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手まり、『矢羽菊』の作り方

    手まりの作り方, 手まり講座1年目

手まり講座の作品を紹介しています。

38個目の作品は『矢羽菊』です。

 


★矢羽菊は色使いがポイント


 

 

 

基本の菊に少し手を加えて

色使いも土台の色、花の色、帯の色・・・

それぞれ考えながら矢羽を作ります。

 

あまり多色使いにするよりは

少ない色使いですっきりまとめたほうが

粋だと思うのですが、そこは作り手の自由です。

 

 

 


★『矢羽』模様も魔よけの模様


 

『矢羽』模様も魔よけの模様の1つです。

お正月に神社や寺院で破魔矢を授与されたり

上棟式に鬼門に向けて弓矢を立てたりします。

また、新生児の初節句に贈る習慣がある地域もあるようです。

 

今でこそ飾り物専門になってしまった手まりですが

元は、子供の健やかな成長を願って、

また人生の節目にお祝い事や厄除けなどの祈りをこめて

贈られたものです。

 

そういう日本の古きよき伝統は伝えたいと

私は願い、模様なども厄除けに使われた模様

祈りをこめて作られた模様ほど大切に守りたいと思っています。

 

そしてその模様を守るにはどうしたらよいか?

やはり記録として残すことだと考えるのです。

 

 


★作り方のポイント


 

今まで作ってきた菊は中心から外側へ

複数の色を使うものが多かったです。

多くの場合は以下のように

花びらをグラデーションにする事が多いです。

 

花びらをグラデーションにしない場合は

以下のように隣同士の花びらが

同じ色使いになるように仕上げます。

 

しかし、この模様は1つの花びらを同じ色で作ります。

そして隣の花びらを、色の対比がはっきりした色を選び

花びらに仕上げます。

白い花びらの部分は土台の白との境目をはっきりさせるために

縁取りの色を入れています。

 

 

 

このように色数を制限することにより

矢羽の模様が浮き出るようにします。

 

そして矢をイメージしたステッチを入れて

模様を仕上げます。

 

矢羽模様の手まりは他にも何種類かあります。

この手まりは基本の菊のアレンジ形ですので

入門者にも作りやすい模様だと思います。

 

 

母も祖母も作らなかった模様です。

菊が作れれば、それに少しの手を加えると作れますので。

母は本当にこういう一見地味な模様は好まなかったのです。

 

魔よけとか、そういうのには関心が無いというより

あえて避けていた感じもします。

 

私は、単純な模様ほど

何となく見ていて

いざ、作ろうと思ったら

あそこはどうなっているの?

ここはどうなっている?

 

こういう細かい部分で、よくわからない場面が多発しました。

 

逆にそこそこ難しい物のほうが

記録が残っていて作りやすかったりする場合も多いのです。

どうしても祈りをこめた模様というのは

一見、地味ですから、作り手から見れば

好まれないのかも知れません。

 

また、菊の手まり自体が

さまざまな象徴に使われていたりします。

日本の天皇家の紋章も16弁の菊の花です。

 

 


★9月9日は重陽の節句


 

また、9月9日には重陽の節句で

菊の花のお酒を飲み

長寿を願ったりしました。

 

菊の花自体が観賞用として好まれるほかに

薬用として使われていたりします。

 

このように、私たちは古い伝統を忘れている人も

多いかもしれません。

季節を感じながら生活するという事を考えると

大切にしたい伝統行事だと思います。

 

 

作品の難易度などを考えると

技術の習得という意味では、作ることを省いても

問題の無い模様です。

 

しかし、日本の古きよき伝統

そこに込められた祈りや心を感じ、伝える

そういう視点で見た時に、

やはり守りたい模様の一つになってきます。

 

 

 

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