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手まり、『菱かさねの手法で作る桜』作り方

    手まりの作り方, 手まり講座1年目

★私が手まりを多く見た時期


 

私が手まりを多くの場所で見たのは

小学校高学年から中学生の頃でした。

一部の人のあいだで超絶技巧と呼びたいような

作品が作られていました。

 

また伝統的作品は

ぶら下げて飾り物にするのが一般的で

手にとって楽しむための物では無くなっていました。

 

この作品の菱模様を主にせず

両極に浮かび上がる桜模様をメインにする

発想は私には無かったです。

 

 

まるで江戸時代の贅沢禁止令のとき

着物の表には地味な色を用いて

裏地にこった図柄を置く。

それに近い考え方だと感じました。

 

紐で下げる作品の場合、

このデザインでは

両極である、花の中心に

ぶら下げる紐をつけるのが一般的だからです。

ぶら下げる場合は、房飾りをつけるのが

一般的なスタイルになります。

 

そうなるとせっかくの花模様が隠れてしまいます。

また、菱模様のつなぎ目に紐をつけた場合

房飾りは菱の中心になります。

この位置に房飾りをつけてしまうと

模様を傷める結果になるのです。

 

 

また超絶技巧と呼ばれるような作品は

プラスチックケース、または

ガラスケースに飾られる場合が非常に多く

気楽に手にとって楽しむのは恐れ多い作品です。

これらの作品は専用の台、またはお座布団の上に飾られます。

しかし手軽に手に取ることは許されない雰囲気がありました。

 

このように入門者向け作品で

房飾りをつけないスタイルの物は

珍しいデザインになります。

 

私は手まり本来の楽しみ方である

飾り物ではなく、手の中でまりを転がして

模様や手触りを楽しんでほしくて

房飾りをつけないほうが好きです。

(ただしストラップ等に加工したものは例外です)

 

 


★基本作品の応用でも十分可愛く仕上がります


 

 

基本の菱かさねは既に解説済みですし

私のレッスンでは2個目の作品として扱っています。

 

手まり、2つの菱重ねの作り方

 

10等分で地割を行うこと。

そして、北極から打つ待ち針の位置を

交互にずらすことで

出来上がったとき、桜の模様が出るようにしています。

 

菱重ねの色を紫にしたのは

夜桜のイメージだったからです。

藍染風の色でまとめても良かったかな?

などと思っています。

 

このようにテクニックは簡単な物なのですが

地割が違う。

かがり始める位置を変える。

かがり始める位置に変化を持たせる。

その結果、今までとは違った模様が出来上がる。

これが手まりの面白さだと思います。

 

 

組み合わせ地割を使用した場合

全体的に模様が散らばりますので

色の変化は楽しめますが

このように地割が変わることで違った見せ方が出来るのは

上下二つ模様ならではの楽しみと思います。

 

色の変化で楽しむことも出来るのですが

同じテクニックなのに

出来上がりが違って見える。

非常に似たテクニックなのに

見え方が少し違う。

そういう作品はまだまだあります。

 


★上下2つ模様だけでもまだまだ紹介しきれていません


 

私のレッスンでは8等分組み合わせ地割

までで一応技法解説は終わるのですが

組み合わせ地割を行う前に

上下二つ模様だけ集めてもかなりの数になるのです。

 

私自身、母からじかに教わったものは

本当にちょっと見ただけでは少し難しい

そういう作品のみ大急ぎで習いましたので

後になって多くの方の作品を見ながら

そういう方法もあったのだと気づくことも多いです。

 

ほんの少しの視点の変化で

全く違った作品に見えるのも手まりの楽しさの一つです。

 

ただ生徒さんにレッスンする場合

同じ作品のバリエーションだけでは

どうしても飽きてしまいますので

複雑な物と比較的やさしい物

時間がかかるものと、比較的短時間で完成するもの

これを交互に組み合わせながらレッスンしています。

 

リアル教室の場合は

季節、生徒さんの技量

これらを見ながら、今のレベルであれば

この辺りがレッスン可能

という作品を集め、生徒さんに作りたい作品を選んでいただく

このような事をしていました。

 

やはり人により向き不向き、好き好きがありましたので

その辺りは相談しながら・・・という感じでしたが

通信講座ですとそういう部分が難しいですので

技法等が偏らないように

やさしい作品と難しい、根気の要る作品とを

交互に組み合わせて、課題を作っています。

 

 


1年で伝統作品を全て網羅するのは不可能です


 

最大の難点は1年という期間では

とうてい終わらないくらいに

作品の数があるという事なのです。

私自身、比較的技術的にはやさしい作品なのに

手がけていない作品は多数ありますし

技術的に難易度の高い作品も手がけたいと思っていますので

記録を残していない作品は本当に多いのです。

 

また一つの作品を作った直後に

別の雰囲気で同じ作品の色違いを作りたい!

このような事を思うことも多いですので

なかなか多くのデザインにチャレンジするのが難しい

そういう部分もあります。

 

 

 

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