手まり、『8等分の上下同時の菊、中心が開いたタイプ』の作り方


★8等分での菊は可愛くない?!


手まり講座の作品を紹介しています。

9個目の課題は

『8等分の上下同時の菊、中心が開いたタイプ』です。

祖母も母も8等分での菊は作らなかったのです。

理由は、はっきり言ってショボイから。

菊らしい、豪華さが見られないから

好まなかったのです。


★地割を問わず作れる菊の模様


菊の模様と言うことを考えたとき

本当は地割はどれでも出来るのです。

4等分では少しさびしすぎますが

8等分はいくつかのテキストに載っています。

手まりのサイズによって

10等分でも12等分でも15等分、16等分

もっと多くのものでも

作ることは可能ですし

手まりのサイズでバランスを考えて作れば良いのです。

私は菊は通常、15等分、16等分で作ることが多いです。

ですが上下同時、という事は

2つの花を同時に作る事になります。

つまり、あまり地割が細かいと

模様を作るときに列を間違えて・・・

という危険があるのです。

特に初心者さん、しかも見る事に関しても

経験が浅い人にはミスが多いですので

それを考えたとき、最初はやさしい物のほうが

当然ながら作りやすいのです。


★私はアニメを題材にする事も多い


そして今回の見本作品は

アニメ、刀語のオープニングのラストシーンに

出てくる手まりなのです。

それを見たとたんに

早速作ってみよう!

と思って作った手まりです。

このアニメの1カットを見なかったら

私は8等分でこのデザインを

作ることは無かったと思います。

なかなか可愛いし

初心者向けのデザインです。

ですので、ここでカリキュラムに採用したしだいです。

もちろん、好きな色を選び

作って欲しいと思います。


★母も祖母も中心が開いた菊は作らなかった


母も祖母も菊の中心を開いたデザインは

好まなかったのですが

きれいに中心を開くことを来る方法がわかっていたら

もしかしたら二人とも作っていたかもしれません。

作らなかった理由が均等に中心を開くのが難しいから

きれいに作れないからというのが

大きな理由でした。

でも、私たち親子は手まりを知っていて

作る姿も見ていて

手まりの存在が当たり前と思って育ちましたが

最近では、作っているのを見る機会はおろか

実物を見たことがある人も

大きく減少してしまい・・・

そうなると写真を見ただけで作り方が理解できる

これが難しくなってしまいました。

ですので、上下同時で菊を作るのに

基本の菊を十分に理解できている必要がありますし

理解できたうえで、間違った位置でかがってしまわないように

工夫が必要となってきました。

その点、8等分で、かつ中心が開いていますので

間違った位置でかがってしまう危険を

大きく回避することが出来ます。

そういう訳で非常に初心者向きの作品になっています。


★上下同時に作る作品のメリット、デメリット


基本的に、上下2つの模様は全て

上下同時に作ることが可能と言われています。

でも、祖母はともかく

母は上下同時の菊は好みませんでした。

理由は南極側の中心が上手に作れない

どうしても、反対側はきれいに作れない

と言って好まなかったのです。

私は上下同時に作ると

早く作れますから好きです。

そして、実はアニメのデザインをよく見ると

この刀語の手まりは2つの菊を

別々に作る作画だったのです。

この見方は、赤道の部分に糸が巻いてありますが

これを帯と言います。

この帯の部分を見ると

上下同時に作る作品は

菊の模様を作っている糸が

まとめて束ねられているのです。

しかし、1個ずつ花を作った場合は

帯のところを見たとき

1色ずつの糸がVになっていて

束ねたようにはならないのです。

ですので、2つの花を別々に作ったのか

それとも同時に作ったのかを見るには

この赤道の部分を見るとわかります。

私は上下同時に作る作品のほうが

早く作ることが出来るので好きです。

てまり-ねこの note では詳しい作り方の、動画解説を見ることが出来ます。

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