手まり、10等分の組み合わせ地割と土台材料


★母から手まりの土台、合格をもらう


 

母が籾殻(もみがら)を分けてくれて

10等分の組み合わせ地割をするから

と言うので、土台を作っていきました。

 

ようやく土台の完成度として

母の合格が出ました。

 

私は3種類の土台を作り

確信したのです。

 

 


★手まりは土台の材料により硬さが変わる


 

土台の材料によって

手まりの硬さは変わること。

 

今だから言えますが

土台を触った感触だけで

その土台の理想形かどうかはわからないのです。

 

卵がなぜ球体か?

これは表面積が一番小さく容積が大きい形だから。

押しつぶされる力に強いから。

 

鳥の卵は転がることを考え

転がりにくい形として楕円になっている。

繭も同じく。

 

自然の摂理と理論を考えた時

材料の問題ではなく、理想の硬さを持ちつつ

表面は理想のやわらかさを持つことで

作りやすい土台が出来上がります。

 

私は土台の材料を変えることにより

手に持った感触、硬さが変わることに気づいたのですが

思わず母に言ってしまいました。

 

土台材料が違えば当然、持った感触も変わってくる。

それを土台の違いで

硬いの、やわらかいの言ったら

生徒さんが気の毒だよと。

 

 

そう言いましたら

土台が籾殻だと知ったとたんに

生徒さんは来なくなる。

だから言わないほうがよいと。

 

私はそれに対して意義を唱えたのです。

土台の違いで出来上がりに差が出るのは当然で

本質はどこにあるのか?

そこを伝えなければ意味がない。

土台の材料が手に入らなくなったとき

作れないではないかと。

 

 


★手まりの材料、理想


 

スチロールボールだけは反対だけれども

どのような状況にあっても

それなりの材料を手に入れられれば作ることができる。

そういう指導をしないと廃れる。

 

材料が手に入らないという理由において

伝統のものはどんどん衰退している。

これで良いのか?

と母に言ったのです。

 

昔ながらの方法を伝えるためには

昔の材料が手に入れば良いけれども

手に入らなくなったとき

それなりの工夫で乗り切れば生き残れると。

 

その為には、材料はできる限り

手に入りやすい、汎用度の高い材料を使用するのが理想だと

私は言ったのです。

 

専用の材料も(特に糸)いくつか使用してみましたが

材料調達を考えた時

特に、多くの人にそれを広めたいと考えた時

ポイントを抑えて

その条件に合う材料を選ぶことで

どこにいても作ることが可能になる。

 

私はこのように考えて

作品制作をする時に材料を選んでいます。

 

 


★手まり、10等分の組み合わせ地割のポイント


 

10等分の組み合わせ地割とは

5角形が12個できる手まりの分割方法なのです。

昔は非常に難解な分割方法とされてきました。

しかし、昭和50年ごろ

さらに複雑な、超絶技巧と呼びたいような作品が

多数発表され、今では10等分の組み合わせ地割は

入門作品のひとつに入れられるようになりました。

しかし、他の分割方法と比べて難しいことには変わりませんので

入門の中でも卒業制作に近い位置にあります。

詳しい作り方解説は、後ほど解説編で紹介します。

 

 

今回の手まりは

その12個にそれぞれの月の花を入れた手まりです。

 

手まりを作り始めた人の何割かが

あこがれる作品なのですが

12個全部模様が違いますので

製作するのに12個の手まりを作るのと同じくらい

時間がかかる作品です。

 

 

 

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