アジサイの手まり 

今作っているのは、ガクアジサイになります。

もう少しで外側の花びらの升かがり

かかり終えます。
 
 
 
その後、葉を模した、つむ型をかがり

花の中心と、花びらを花びららしく仕上げて

出来上がりになります。
 
 
 
もう少し仕上がるまでには時間がかかりそうです。

このデザインの手まりを作るのは初めてですし

写真から復元なので、無駄な作業もありました。

バランス的にもう少し・・・と思う部分も多かったです。
 
 
 
テキストもあるのですが

サイズが違うのです。

また、テキストには書かれていない事も多いのです。
 
 

 
 
なぜなら、しかるべき経験が無いと

その作品は作れない物になります。

技法的には、簡単な物でも

地味に面倒な作業が多く、精神力が必要。

よって、経験が無いと途中で投げる危険が大きい。
 
 
 
その作品が作れるくらいの技量があれば

細かく手順解説をしなくても

作ることは可能。

という理屈なのですね。
 
 
 
でも、経験が浅い人が本を見て作ろうとしたけど

どこから手をつけて良いのかわからず

そこで止まってしまう。

そういう事も大いにあります。
 
 

 

 
 
祖母のところへ習いに来ていた方は

祖母に本を買ってきて

材料も買ってきて

次、これ作りたいから研究しておいて

そう言っていた方がいました。
 
 
 
それに応える祖母も凄いと思いますけど・・・

そういう関係性があったのでしょう。
 
 
 
祖母とは同居していなく

遠くに住んでいましたから

合うのは夏休みだけでした。
 
 
 
その為、あまり知らないことも多いのです。

でも、あるひその方が見えて

祖母に言い残していろいろ置いていったのを見ました。
 
 
 
今思うと

その方が祖母に、材料を全部揃えて

面倒な依頼をしていったのもわかります。
 
 
 
当時祖母が持っていた本は

今となれば初級者のテキストですが

それでも難解と言われていました。
 
 
 
わかっている人がわかる人向きに書かれた本

そう感じるのです。

おまけに、写真もフイルムの時代でしたから

非常に高価でした。
 
 

 
 
球体を平面に図示するので

どうしても難解になります。
 
 
 
今のように写真や動画で説明など難しい時代だったのです。

それに比べ、最近、新しく発行されているテキストは

当時の物と比べればかなり丁寧に書かれています。
 
 
 
それでも紙の本ですから

データ量が限られます。
 
 
 
懇切丁寧に書かれた作品は少ないです。

全てを丁寧にわかりやすく・・・

これは紙面の関係上難しいです。
 
 
 
讃岐まりが10年ほど前にNHKで紹介され

それなりに認知度が上がりましたが

それまでは、私の作品は糸が細いので

ペイントしたり布を張った物と思われていた事も多かったです。
 
 
 
入門作品がいくつかありますが

1つ1つ順序良くレッスンすれば

ちゃんと難しい模様も作れるようになります。
 
 
 
クロスステッチが好きという人であれば

誰でも製作は可能なのです。
 
 

 
 
もちろん、いきなり難しい作品に

チャレンジしようとすると

途中で投げてしまう結果になる危険があります。
 
 
 
私もいまだに苦手な作品、技法がありますが

それでもそういう作品ほど、飽きないように

少しずつ進めるようにしています。
 
 
 
時々、手まりを習っている方のブログを見に行きますが

先生が用意した所定の作品を

全部きちんとレッスンせずに

それは好みで無いからと、手もつけない方がいらっしゃいます。
 
 
 
楽しめればそれで良い

そう考えているのであれば全く問題ありません。

でも、少し難しい物にチャレンジするから

次のステップに行ける

そういう作品もあるのです。
 
 
 
所定の作品を手がけることによって

別作品を、写真から複製が可能になる場合もあります。
 
 

 
 
私も経験ありますが

投げた作品を、数年後に作ったら

びっくりするほど簡単に出来上がった

そういう事もあります。
 
 
 
私も、所定の技法を使う作品は

途中で投げたくなる事もありますが

投げずに最後まで作ることによって

見えてくるものもあります。
 
 

 
 
今回はさすがに時間かかってるな・・・

と思いながら、本日も作業がんばります。
 
 

 
 
今日の手まりは、ひまわりです。

正直、この季節の手まりは

伝統物は数が少ないです。
 
 
 
昔は冬、農業が出来なくて

春を待つという事で冬と春の花が

デザインの大半を占めていました。
 
 
 
また、夏は汗をかきますから

糸を扱うにはよろしくないです。

農業も忙しい時期ですから

手まりどころでは無かったのだと推測します。

 

 

 

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アジサイの手まり、順調に進行中

久しぶりに手間がかかる作品なので

時間かかるな・・・

と思っています。
 
 
 
現在の私の刺繍糸の在庫は

メーカー正規品と中国互換品とが混在しています。

つまり、メーカー品と古い中国糸は

糸が細いのです。

今、仕入れている糸は若干太いです。
 
 

 
 
今回の作品のように

細かい四角をたくさん作るような作品だと

糸の太さで見事に作業が楽か否かが

差が出ます。
 
 
 
メーカー品は糸の艶が違いますが

そこは私はあまり気にしていません。

クロスステッチだとメーカー品を3本どりで使い

中国糸を2本どりにすれば丁度良さそうです。
 
 
 
手まりの場合、作品によっては(模様によって)

この微妙な糸の太さの違いが

作品に影響する場合もありますが

私は気にせずに全て3本で使用しています。
 
 
 
大きく変わったのは菊を作るときです。

直径8cmの菊は

メーカー品の糸で作れば16等分で作れますが

中国糸で作るときは15等分にしないと

ちょっと無理と言う感じです。 
 
 

 
 
今回のアジサイですが、このような訳で

使用する糸がメーカー品、中国糸が混在しています。

小さい四角をたくさん作る作品の場合

やはり太い糸は圧倒的に作業が楽です。
 
 
 
しかし、先入れ先出しで糸を使用していますので

今回選んだ糸ではメーカー品と中国糸

ほぼ半々です。
 
 
 
当然、作業も糸によって楽なときと

地味に面倒なときが交互に来ます。
 
 
 
 

古い時代の手まりのテキストでは

推奨糸が5番刺繍糸になっているのも納得です。

なぜなら基礎でありながら嫌われる技法の1つが

升かがり。
 
 
 
つまり、最初は四角く、ちまちまと

かがらなければ、いけないのです。

細い糸だと逃げ出したくなります。
 
 
 
太目の糸は少ない労力で

達成感が味わえますから楽に製作が出来るのです。
 
 
 
そして糸の運びがよく見えるので

写真から糸運びを読み取るにも良いのです。
 
 
 
最も古い時代の手まりが全て

5番刺繍糸で作られていたのか?

と言われると、それは大きく否定します。
 
 
 
なぜなら昭和40年ごろ出版されたテキストは

5番刺繍糸で解説されていますが

古い作品が参考作品として写真だけ載っている物もあります。

それらは織物の産地で作られた物が多く

絹織物の残り糸で作られています。
 
 
 
つまり細い糸を使用し、適当な太さになるように

糸を引き揃えて作られているからです。
 
 

 
 
おそらくテキストを書く上で

手軽に簡単に作れるをアピールするためには

5番糸は良い素材だったのだと思います。
 
 
 
祖母も母も長い間、リリアンを解いて

手まりを作っていました。

母は25番刺繍糸で作品を作ったこともありますし

絹糸で作品を作ったこともあるのですが

やはりリリアンを一番好んで使用していました。
 
 
 
私から見ればリリアンより25番刺繍糸のほうが・・・

と思うのですが

他界する直前に本音が出ました。

だってリリアンが一番安いから・・・
 
 
 
確かにリリアンは一番安い素材ですが

出来上がりも安っぽく見えます。

それなりのスピードで作っていくと

25番刺繍糸もあなどれません。
 
 
 
そこで私は中国から個人輸入するようになったのです。
 
 

 
 
海外の方たちは

5番刺繍糸やレース糸を使用する方が多いです。
 
 
 
手まりの糸は極論すれば

糸の形状をしていればどのような糸でも作れるのです。

ただ出来上がりの見栄えなどを考えたとき

イメージにあった糸を選んだほうが・・・

と私は思います。
 
 

 
 
手まり専用糸も売られています。

化繊の物と木綿の草木染風の物があります。

香川では讃岐手まりが盛んで

専用の草木染の木綿糸もあります。
 
 
 
よく**風というと勘違いされる方がいますが

**風というのは**に似せて作った別物

という意味になります。
 
 
 
つまり草木染風とあった場合は

それっぽく染めた合成品という事になります。
 
 
 
本当の草木染とは、植物から色を頂いて染めますから

非常に手間隙がかかるもので

色も一期一会、その時限りの色になります。

つまり、同じ色には出会えないのです。
 
 
 
科学染料であれば若干の違いはあっても

ほぼ同じ色が継続的に作る事が出来ます。
 
 

 
 
それでは本日も作業、がんばります。

 

 

今日の手まりは升かがりです。

古いタイプの升かがりは

四角い部分をもう少し大きくして

糸をかがらない部分が三角になるように作られています。
 
 
 
私はどうしてもそのデザインが

可愛いと思えなかったのです。

でも、ある場所でこのデザインを見たとき

初めて升かがりが可愛いと思えました。
 
 
 
また空間を三角ではなく、六角形に残すことで

亀の甲にも見えて縁起が良いと思えたのです。
 
 
 
その為、私の手まり講座では

こちらのデザインを採用しています。
 
 
 
この手まりはアジサイをイメージして

色合わせをした物です。

 

 

 

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芸妓さんの写真に、私の手まり、使って頂きました

少し前にアマゾンからのお買い上げで

京都へ手まりを発送しました。
 
 
 
2日ほど前にインスタグラムで

イイネを頂いた方にイイネを返しに行きました。

そしてびっくり!
 
 
 
芸妓さんの写真の中に

私が作った手まりが!

自分で作ったものはどこにあっても

すぐにわかります。
 
 

 
 
アマゾンに出店して

それまでと大きく変わったことは

企業さんからのオーダーが増えたことです。
 
 
 
個人の方でも楽天とアマゾンしか使わない

という方も多いですから。
 
 
 
個人名でご購入された場合は

その方がどういう用途で手まりを必要とされたのか

これがわかりません。
 
 
 
私は通常サイズの場合(直径6-12cm)

インテリア小物として出品しています。

アマゾンは民芸品扱いです。
 
 

 
 
手まりの模様としては祈りをこめた模様もあります。

もちろん、それらの手まりは

古い時代、お守りとして使われたこともあります。

今流に言えば

厄除け、開運グッズになります。
 
 
 
しかし、販売ページでは

それらに関しては一切うたっていません。

絹糸で作った手まりなども

癒し系グッズとして使用することも出来ますが

こちらも販売ページでは

効果効能は、万人に対しての効果が確認できないので

書いていません。
 
 
 
ブログなどで、古い時代

そういう祈りをこめて、この模様は使われた

そういう説明をするにとどめています。
 
 

 
 
その為、企業さんからオーダーを頂くと

私自身、やはり気になり

その会社がどういう会社なのか?

調べる場合もあります。
 
 
 
写真館などは非常にわかりやすいですね。

推測もしやすいですし。
 
 

 
 
でも、まさかインスタで

芸妓さんが手まりを空中に投げている姿で

写真が公開されているとは思いませんでした。

作り手としてはやはり綺麗に撮っていただき

とても嬉しいです。


 
 
 
非常に励みになります。
 
 
 
 

 
 
ついでと言っては何ですが

私が作っているのは、「糸かけ まり」

という種類の物です。
 
 
 
写真のように空中に手まりを投げ

それをキャッチするのが本来の遊び方です。

手まりを投げたときの模様の変化を楽しむのです。
 
 

 
 
 
 
手まりと言えば、かなり前に

「悪魔の手毬唄」の実写版では

老婆が手まりを突きながら

手まり唄をうたうシーンがありました。
 
 
 
それを見たとき非常に残念だったのが

室内とはいえ、バスケットのドリブルのような動作を

していた事でした。
 
 
 
日本語では上に投げる動作も

つくと言います。

なぜなら羽根つきがそうですね。
 
 

 
 
すこし呆けかかった老婆が手まり唄をうたい

それになぞらえて、事件が起こる。

手まりを宙に投げながら

もしくは手の中で転がしながら

手まり唄をうたっていたら・・・
 
 
 
ついついそのような事を考えてしまいます。
 
 
 
昨日はアジサイの手まり、少しすすみました。

やはり細かい模様は時間がかかります。
 
 
 
それでは本日も作業、がんばります。
 
 

 
 
今日の手まりは傘です。

五角形が12個出来る地割になっていますので

傘の色も6色使っています。

 

 

 

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アジサイの手まり

昨日は午前中、月末の銀行周り

第1弾、行ってきました。
 
 
 
帰宅後、ちょっと一休みしてから

製作開始。
 
 

 
 
正直、升かがりが地味に多い作品は

私は苦手です。

小学校のときの上手に出来なかった思い出は

やはりトラウマ級です。
 
 
 
最近、少し慣れてきたかな?

そんな感じです。

とにかく最初の2-3段がかがり終えれば

そこそこテンションもあがってきます。
 
 

 
 
最近はだいぶ糸の入れ替えも終わり

現在仕入れている中国製刺繍糸に変わりましたので

若干太めのこの糸は

作業が進みやすくなかなか好みの糸になっています。
 
 
 
細かい作業をしたい場合は

絹手縫い糸などを使用すれば良いのですから。
 
 
 
一時期、細かさにこだわった事もありますが

今は細かさより

模様の記録を残したいと言う気持ちのほうが

強くなっています。
 
 

 
 
とりあえず、花の一番中心部だけは

全部終わったので、

ここからスピードアップできるかな?

そんな感じですね。

 

 
 
品切れ品リストを眺めていたら

他の作品でアジサイの名をつけた作品が

そこそこあって、自分でも驚いています。
 
 
 
手まりの作品の名前は

技法で呼ぶ名前と

製作者が自由につける名前とがあります。
 
 
 
しかし、自分で名前をつけながら

その時の気分でつける場合も多く

全てを覚えているわけではありません。
 
 

 
 
その為、電話などで作品タイトルを言われても

???になってしまうのです。

販売サイトの質問欄からいただけば

写真とURLとで確認が取れますので

即答も可能になります。
 
 
 
その為、電話や文字で言われても

正直、記憶してません。

というのが実際のところなのです。
 
 
 
一応、エクセルで管理していますので

所定のキーワードで検索すればそれなりの作品を

探し出すことは可能になりますが

気が乗らないと、出来上がりもあまり・・・

という場合も多いです。
 
 
 
以前、鮮やかなスミレ色の作品をリクエストされ

その時の気分で選びましたら

紫が少し沈んだ色になってしまった事があります。
 
 
 
これは様々な理由で

その時はしっとり落ち着いた紫を

私が無意識のうちに好んだからです。
 
 
 
1つ1つの作品が再現できるように

色番号をメモすれば良いのですが

そういうデータは残す気が無いので

作るたびに色が違う

という問題がおきやすいです。
 
 
 
では、色番号をメモすれば・・・

と思っても、色番号のメモを忘れる。

糸が手に入らない

その時の気分でその色は使いたくない。

という事も多いので

メモを残すだけ無駄という結論に至りました。
 
 

 
 
アニメに出てきた作品をコピーした時のみ

同じ物が作れるように

色を控えることにしたのです。

これはイメージが変わってしまっては

別物になってしまうからです。
 
 
 
特に花を写す作品などは

厳密に言えば、同じ花でも

その時その時で色が変わります。

特にアジサイなど、同じにならないから

面白いのです。
 
 

 
 
ちなみに手まり専用糸の場合

50-80色のラインナップなので

色の種類が限られています。

通常に作るにはこれで十分と思います。
 
 
 
でも、25番刺繍糸を使用した場合

多くのメーカーが500色ほど出していますので

当然、その時の気分で色も変わってきます。
 
 
 
私からすれば

これだけの色があるからこそ

他の人と同じ作品ではなく

同じデザインでも別の色合いの作品が作れるから

そこが良いと思っています。
 
 
 
それでは本日も作業、がんばります。
 
 

 
 
今日の手まりは、祖母が大好きだった作品の1つ

「晴明桔梗」です。

この作品は直径12cmですが

この作品を元に、多くの色違いストラップが生まれました。

色違いのストラップは

全てお客様からのリクエストで生まれた作品になります。

 

 

 

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手まり作りは難しいのか?

昨日は買出し日だったので

手まりの仕事は、若干短時間で終わりました。
 
 
 
ブログのほうの検索でいらした方が

「加賀手まり 難しい?」とありましたので

手まり作りは難しいのか?

という事で少しお話しようと思います。
 
 

 
 
まず、手まりは地域により

独自の特徴を持っていた時代もありますが

現在はかなり地域性が薄れてきました。
 
 
 
これは情報化というのも1つの要因になります。

ただ地域に根強く残っている特徴と言うのもあります。

また地域性の特徴を残している地域と

途絶えた地域もあります。
 
 
 
これは模様の特徴、色使いの特徴なのです。
 
 
 
加賀には手まり作りの第一人者

高原 曄子先生がいらっしゃいます。

高原先生は

非常に難易度の高い、細かい模様を多数考案された方です。
 
 
 
もちろん、そのような作品にチャレンジするには

しかるべき数の作品を習得しないと

それらを作ることは難しいです。
 
 

 
 
手まりを作るには3つの工程があります。

1、土台作り

2、地割(じわり、手まりの表面を分割する作業)

3、模様作り
 
 
 
この土台作りには各種のお流儀がありますが

大きく分けると2種類です。

土台材料を身の回りの物を利用するか?

それともスチロールボールを使用するか?

になります。
 
 
 
加賀手まりが現在、

どちらの方法を用いているかは、不明なのですが

多くのお流儀がスチロールボールに移行しました。
 
 

 
 
昔ながらの土台作りの場合

何種類かの作り方があります。

土台材料に何を使うかでも仕上がりが変わってきます。
 
 
 
現在、作られている方法で

確認が取れている方法は

籾殻を使用する方法と、布団綿を使用する方法

果物に使用するスチロールネットを使用する方法

モクメン(木屑)を使用する方法になります。
 
 
 
そして、これらの材料を成型するのに

讃岐まりでは和紙で包む方法を用います。

その他には、ビニール袋や布袋に材料を入れる方法と

直接糸を巻きつける方法に分かれます。
 
 
 
和紙で包む方法と

直接、糸を巻きつける方法は若干難易度が高くなります。
 
 
 
私も母も多くの方法を試した結果

簡単に効率よく

かつ、質感は昔ながらのものが出来るように

そう考えた結果、ビニール袋に土台材料を入れて

成型する方法を採用しています。
 
 
 
ただミニ手まりを作る場合は

その後の加工方法によりビニール袋を使用するか?

それとも材料自体を見直すか?

という事を考えます。
 
 
 
加工する必要が無いのであれば

毛糸を丸めて土台にする方法も可能になります。

私はあまり小さい作品を作る気が無いので

特別小さい作品を作りたい方は

各自で工夫する必要があります。
 
 
 
土台が出来上がった後は地割の作業になります。

この地割もお流儀によって大きく2つに分かれます。

紙テープで地割をする方法と

メジャーで地割をする方法になります。

ごく少数には専用定規を使う方もいます。
 
 
 
どの方法を行うか?

どれが作業しやすいかは一長一短ですが

紙テープの利点は土台毬のサイズが変化しても

紙テープをたたんで切って分割しますので

面倒な計算はほとんど不要になります。
 
 
 
模様作りになりますが

これは模様の数が古典作品だけでも100を余裕で超えます。

私がここで正確な数をいう事が出来ないのは

まだ手がけていない古典作品が多数あるからです。
 
 
 
当然、市販テキストで簡単とされている

初級と区分されている物でも

完全な入門者がすぐに作れる作品と

同じ入門でも卒業レベルの物とに分かれます。
 
 
 
その為、私は今回手まり講座の入門編として

50個ほどの手まりを用意しましたが

その50個でも、最初に手がけたほうが良い作品と

少し経験を積んだほうが、作りやすい作品とに分かれます。
 
 
 
それでも市販の書籍に初級と書かれているのに

入門には入れることが出来なかった作品が多数あります。

これは、数的問題ではなく

所定の作品を経験してから作ったほうが

理解が良いと言う理由になります。
 
 
 
また頭では理解することが可能でも

その作品を仕上げるのに

地味に精神力を使うので

根気が続かないために、経験者向き

という作品も多数あるからです。
 
 
 
つまり、手まりを作るのが難しいか?

という質問には

やさしい作品から順序良く作れば

苦労せずに作ることが可能

という結論に至ります。
 
 
 
時々、通信講座ではちょっと・・・

リアルでないと・・・

という方もいらっしゃいますが

6月からスタートした方が

早速、作品3個を仕上げてくださいました。
 
 
 
まだ模様は最初の1個目の飴玉だけですが

楽しさがだんだんわかってきたような、感じがします。
 
 
 
最初の1個目はテキストのコピーの色使い

2個目、3個目は独自の色使いで仕上げてくださいました。
 
 

 
 
技術的な事を言えば

最初の1個目、2個目は

まだ手が慣れていないにもかかわらず

だからこそ、基本に忠実に作られたのでしょう。

綺麗に仕上がっていました。
 
 
 
3個目は若干、地割にゆがみが出ていました。

おそらく、手順を覚え、どこかで

もうわかったと、基本から外れたため

地割にゆがみが出た。

そのように感じます。
 
 

 
 
人間、そういう物なのです。

私も和裁の学校で同じことを言われました。

最初の1個目、2個目は右も左もわからず

緊張して作るからそれなりに仕上がる。
 
 
 
だが、手順がわかった頃に

どこかに抜けが出て、上手に仕上がらない。

そこを通過する頃、自分で上手に出来たと思えるようになり

その後、先生に良くできました。

と言われる。
 
 
 
何事も同じかと思います。
 
 
 
それでは本日も作業、がんばります。
 
 

 
 
今日の手まりは

インスタグラムでクレマチスが咲いた

と写真を上げてくださった方がいましたので

手まりもクレマチスを選びました。

 

 

 

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