以前から考えていたのです。
ヤフオク等では柳川まりの系列の方が
毎年、クリスマス、お正月、お雛様と
その季節に合った手まりのセット販売をしていました。
柳川まりの系列の方は
模様の糸にリリアンを使いますので
作品が安っぽく見えるのです。
そしてヤフオクに出される方の多くは
労働に対しての単価が非常に安い価格で
作品を販売されます。
これはとても悲しいことだと思います。
昨日の手まり関連のお仕事は
お重を仕入れてきて、そこにどのようなコンセプトで
作品を入れるか?
作品、1個あたりの価格帯はどの程度にするか?
直径5cmの手まりですと
かなり本格的な細かい模様まで可能になってきます。
後は、お重を開けたとき
どういう色合いでまとめるか?
いろいろ考えて終わりました。
出かけてきて多くの方と接触するような機会は
私にとって非日常の部分もあるので
楽しいこともあります。
しかし作品制作の為の落ち着いた時間とは
少し変わってきますので
どうしても製作モードに切り替えるのが難しいこともあります。
昨日は製作モードにはなれなかったので
イメージつくりをして終わりました。
ブログのほうへ検索から来てくださったお客様
「柳川 手毬 帯 作り方」というのがありました。
私の手まりはお流儀的には「柳川 手毬」とは違いますが
入門編の次のコースでは
「柳川 手毬」でよく作られる菊を課題の1つに入れる予定です。
帯を巻く前に土台の見えている部分を
模様の糸で隠してしまうのがポイントになります。
それでは本日も作業、がんばります。
手まりの写真は「柳川流の菊」です。
柳川流で菊を作る方は
花びらが2色になるように作る方が多いのですが
私はまだそのタイプは作っていません。
色使いが綺麗にまとまるように作るのが
少し難しいからです。
母が過去作った物があるのですが
どれも綺麗!素敵!
とは思えなくて・・・
でも、古い作品をヤフオク等で見ると
伝統的な色使いは少しごつく感じますが
色のまとめ方次第かな?
とも感じていますので
近いうちにチャレンジしてみようと思います。
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