これは、どこに下げるのですか?
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実は昨日、インスタグラムに入ったコメントです。
なるほど・・・
手まりは下げるものとして認識されているのか・・・
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逆に私がびっくりしたと言いますか
不思議に思ったコメントです。
サイズが直径8cmのものですので
余計に下げるには少し大きめだし・・・
と思われたのかもしれません。
そして下げるような作りにはしていませんでしたから。
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でも、なぜか
山形、秋田のほうでは
直径24cmなどという大きな手まりが
下げる加工をして売られています。
おそらく中身はスチロールボールだと思いますが。
(お流儀によっては、もみ殻の場所もあるそうです)
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また、九州のほうでも、さげもん
としてぶら下げて飾るスタイルが主流です。
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質問が入っていた手まりは
非常に基本的な単純な模様なのですが
手の中で転がして模様や手触りを楽しむ
そういう楽しみ方を復活させたいと思っています。
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基本の模様の作品は私は木綿の刺繍糸を使用しています。
絹の糸に比べると手触り的に少し落ちますが
化繊の手まり糸と比べると
素朴な暖かさを感じる糸ですので
ほっこりとした、暖かさを感じてもらえるのでは?
そのように思っています。
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基本的な模様の作品ほど
手の中で作品を楽しんでほしいのです。
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もちろん、絹糸で作った作品は
糸のランクにもよりますが
それぞれの絹の質感で
さまざまな手触りが楽しめます。
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手作りのぬくもりを
手の中で楽しんで欲しいと
思っていますので
私はあえて所定のサイズのものは
ぶら下げる加工をしていません。
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手軽に持ち歩くにはやはり小さな作品が
良いと思い、こちらはストラップに加工し
石のビーズなどを使用しています。
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検索のほうでは、やはり基本の作り方を
知りたい方がいるようで・・・
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基本的な手まりの作り方
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基本的な手まりの作り方
これは技法だけでもしかるべき数あり
どのようにカリキュラムを組むとしても
通常ですと1年ぐらいかかります。
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現在、私は手まりのWeb講座を準備中ですので
受講希望の方は下のお問い合わせというバナーから
facebookのグループに入っていただければ
準備が整い次第、facebookのほうでご案内します。
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手まり講座、昨日の作業
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Web関係のさまざまな事も
本部から指示が出ていまして
そちらの作業完了後、
10ヶ月目、第1週の作品
椿を作り始めました。
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いろいろ雑事をこなしながらなので
少し時間がかかるかもしれません。
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いつもは水色土台が中心なのですが
水色土台は現在、まだ在庫があるので
黒土台で作ろうと地割までできました。
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黒は地割が見えにくいからちょっと難しいです。
ずっと避けてきた黒土台なのですが
多くのテキストでは地割を
金または銀の糸で作ります。
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私は手触りが良くないという理由で
金銀の糸を使用しなくなったので
地割を見せないように
土台と同じ黒の色を使用しています。
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問題は写真を撮るとき
糸が見えればよいのですが・・・
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それでは本日も作業、がんばります。
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