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送信者 Chrysanthemum |
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送信者 Sitagake |
この地割も特殊地割と言えると思います。
菊のためにだけあるような地割です。
奇数なので連続的に模様が作れるので
非常に早く作業が進みます。
ただこのように変則地割の作り方を覚えることで
今後他の作品を見て、それを作りたい!
と思ったとき、知っているかどうかで
それが作れるかどうかが決まると思います。
写真から作品を復元することも可能になります。
手まりの復元には
まず、サイズを特定
無理な場合は、テクニック
周囲に写っている物からサイズを推測
地割を特定、技法の特定
糸のかけ方を推測
色の選択。
このような手順になります。
技法や糸のかけ方は経験になりますので
どれだけ多くの手法を知っているか?
経験があるか?
全てはここでその作品を作れるかが決まってきます。
私は気に入った作品は
必ずプリントアウトして残すことにしています。
もちろん、この作品を手がけたいと思ったとき
色使いに関しては
私だったらこうする・・・
というのがありますので、色まで写すことは少ないのです。
使用糸が変われば手まりの表情も変わりますし
その作品がリリアンだった場合
経年変化で色が変わっている場合も多いです。
元の色はこうだったのだろう
と推測で試しにお気に入りの糸で作ってみることもあります。