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てまり、上下同時かがりの菊の作り方

製作希望者は基本の菊をいくつか作り

完全に理解してからこの作品を作ることを

お勧めします。

 

 

上下2つの模様で構成されている作品は

基本的には同時に作る事が可能と言われています。

 

私もすべての模様を試したことは無いのですが

この上下同時の菊は、好きですね。

母は北極側は上手に作れるけど

上下同時にすると南極側の花の中心部が上手に出来ない

と言ってこの手まりは好みませんでした。

 

でも、上下同時に作れると作品の製作スピードが変わります。

片方作ってもう片方・・・

これが個人的に好みでなかったのです。

 

 

祖母がどちらの作り方を好んだのかは

実はわかりません。

手元に祖母の作品があるにはあるのですが

菊、単体は残っていないのです。

 

 

上下2つの花を同時にかがる技法は

地域的特長を言えば、長野の『松本まり』の特徴です。

このような地域性も今ではすっかり薄れてしまい

古いことを知っている人しか伝わらなくなったのも

時代の流れを感じます。

 

 

松本まりの特徴

 

土台が白

これが古い形の特徴になります。

そして糸は25番刺繍糸

私は3本どりで作りますが

松本まりの多くが6本どりの物をよく見ます。

 

色使いは特に決まりは無いようですが

そもそも、化学染料が普及する前は

庶民が使える色は非常に少なかったので

そこから推測するしかないのです。

 

最近古い作品がヤフオク等に出され

そこから感じた松本まりの特徴は

帯の糸のかけ方ですね。

 

私はクロスステッチのように×で帯を押さえますが

あまり自己主張をしない糸で斜めに糸がかけてあります。

これも特徴の一つかと思います。

 

そして最大の特徴が

連続模様ですね。

 

この菊も上下同時に模様を作りますし

他にもいくつか、松本まりの様式を持った作品があります。

その時になりましたらタグ等で明記したいと思います。

 

 

30年ほど前、母の世代の人たちが

本等を通して勉強会などを開き

いろいろな技法を研究していく中で

古いスタイルは徐々に少なくなったようです。

 

これはどこ地域も同じと感じます。

 

 

パッチワークキルトの世界も

同じことがおきた地域があります。

古いアーミッシュキルトを求めてかの地へ行ったが

販売されているものはイメージしたものではなかった。

ようやく伝統を知る人をみつけお話したら

オールド スタイル を求めていたことを知り

写真の撮影が出来た。

そのような話を読んだことがあります。

 

 

どこの世界も同じだなと感じています。

 

Temari Lecture 12. Chrysanthemum stitched simultaneous 2.
TL12. Chrysanthemum stitched simultaneous 2.

 


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