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てまり、菱重ねの作り方

送信者 Hishi-kasane

 

私はこの手まりを、菱重ねと名づけました。

手まりの模様には2種類の名前があります。

 

1、技法で呼ぶ名前

2、その作品のイメージで呼ぶ名前

 

上記作品は椿と名づけた作品です。

 

送信者 Hishi-kasane

 

こちらの作品は菱餅です。

 

 

同じ模様ですが『四角つなぎ』このように呼ぶ途方もあるようです。

地域的には特に地域性の強い模様ではなく

昔からある伝統模様のひとつです。

 

 

四角をモチーフにした模様は多種類あります。

どの模様も四角はお米を計る枡(ます)をあらわし

五穀豊穣と食べることに困らないように

そのような願いをこめて作られた模様です。

 

また古い時代、お米をたくさん持っていることは

お金持ちの象徴にもされましたので

そのような祈りも込められたと推測できます。

 

 

私のレッスンでは2個目の作品になるので

生徒さんにお出しする課題としては

土台を黒にすること。

このように伝えています。

 

 

1個目は白土台であめ玉を作っていただきました。

2個目は黒土台にするという条件になります。

 

 

あめ玉をもう1個作るのも良いですし

こちらの菱重ねを学習されるのも良いです。

 

 

白土台の場合は

見たままの色合いに仕上がるので比較的色選びが楽です。

 

 

しかし、黒土台になりますと

多くの方が暗い色合いを選んでしまうのです。

土台が黒ですから見た目より少し明るい色を選んだほうが

きれいに仕上がります。

その為にも、色数が豊富にある糸のほうが

自由に選べるので良いのです。

 

 

黒土台を含めて、他の色土台を選んだとき

重要なのは土台の色と模様の色の相性といいますか

どのように見えるか?

これがポイントになってきます。

 

 

まず、イメージで色を選び

土台の上に乗せてみるのが一番の方法です。

慣れてくるとそのような作業は不要になり

感覚で色を選び、問題なく作品を作ることができますが

慣れないうちは土台の上に糸を乗せてから

色糸を決めることをお勧めします。

 

 

幾何学模様の作品ですので

イメージは自由にできます。

色選びとして生徒さんにお伝えすることは

 

 

1、1枚の写真なり絵葉書なりそういう物をイメージしてください。

2、その写真にはどの色がどのくらいの割合で含まれていますか?

3、その割合を元に色を選び、模様を作成してください。

 

 

このようにお伝えしています。

私のコピーではなく

作る方のイメージで色を選んで頂きたいからです。

 

 

この菱重ねでは全ての色を同じ段数かがるのも良いですが

色により段数を変えるのも良いです。

段数を変え、色の幅を変えることで変化が出ます。

 

 

模様の完成度としましては

理想形は赤道部分で四角のかどがつながる事です。

 

 

Temari Lecture 4. Hishi-kasane 1.
TL4. Hishi-kasane 1.

 

この手まりは母のお教室では

第1作目の課題に指定されていました。

そして初期のころは上記動画のように

所定の段数かがってから隣の列へ移動する方法でした。

この方法が一般的なこの模様の作り方になります。

 

 

しかし初心者さんは赤道部分で四角が合わなかったようです。

その点を改良するために母が考案した方法が

1段ごとに隣の列へ移動する方法でした。

 

Temari Lecture 5. Hishi-kasane 2.

 

出来上がりの作品をみるとわかりますが

糸の重なりが若干ちがうのです。

詳しくは動画をご覧ください。

 

 

母の生徒さんの中には

この模様1つだけ習って帰られた方もいらっしゃったようです。

多くの模様は覚えられないので

1つだけ教えてください

そのように言われ、この模様を選びレッスンされたそうです。

 

 

私はこの作品では

段染めの刺し子糸を使用しました。

段染め糸はどのように色がでるかわからないのが

面白さではありますが

個人的には、手まりに不向きだな

そのように感じた糸でした。

 

 

もし、ぼかしの雰囲気を表現したいのであれば

複数の色糸を用意し、必要に応じて糸を変えた方が

イメージどおりに仕上がると思います。

 


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